かいふ・そると


生命体の源である海水由来成分を純粋に濃縮した本物の天然にがりは
約2週間かけてじっくりと造られた渾身の一滴です。



ここ数年、過熱気味であったにがりブームも一部マスコミの報道等によりやっと一段落の感がありますが、天然にがりについて以前からよく理解している方々からの人気は依然として高いようです。
その多くは、天然にがりを栄養成分として補給することによりその効果を期待している場合がほとんどのようで、実際購入された方々から、多くのメールが送られて来ていますが、それは人によって様々であり、まだ明確にされたものではありません。
私達、塩造りの職人は、自然塩や天然にがりに対する思いいれは並々ならぬものがありますが、にがりは食品扱いであり、決して医薬品ではありません。当店のサイトでは『薬事法』に触れるようなそれらの効能を謳った販売は一切ひかえさせていただいており、このサイト上の総ての表現は、それらを期待するものではありません。

これから天然にがりをご利用してみたいと思われる多くのお客様が、天然にがりに関する正しい知識を得られるように、Q&Aの方式でまとめさせていただきました。

Q1.「天然にがり」って一体何ですか?
A1.
フランス語のラ・メールは「海」ですが、その語源は母(mere)から来ていて、「天然にがり」は母なる液として親しまれているそうです。 そういえば、日本語でも「海」は人の母という意味が含まれていますよね。
海洋ミネラルにはナトリウム・カルシウム・カリウム・マグネシウムという4大ミネラルの他に約50〜90種類の微量元素を含んでいて、 それらは人間の血液や母親の羊水のミネラルバランスとほぼ同じであることから私達の生命体維持に必要不可欠なものであるといわれています。
きれいな海水を濃縮してつくられた本物の自然塩天然にがりを毎日のお食事に調味料として添加することで、それらの主要ミネラルや微量元素をバランスよく、簡単に補給することができます。

Q2.天然にがりのつくり方は?
A2.
天然といわれるからにはやはり天然の海水を原料にします。
汚染のないきれいな海水を汲み上げそれを濾過して平釜に注ぎ、薪をくべて長時間煮つめアクをとりながら濃縮してできた白い結晶が平釜式の自然塩で、 その結晶をザルに移し、少しづつしたたり落ちたものが天然にがりです。さらに熟成され濾過して完成となります。
もう一つは、最近よくみられる流下式や噴霧式など立体濃縮の方法をとり入れた国産の天日塩を精製した後に残る琥珀色の母液を、さらに大釜で煮つめて殺菌し濾過して造られたもので、 いずれの方法も天然の原材料や自然の力を利用して、なるべく天然の風味を損なわない方法でじっくりと時間をかけて造られています。

Q3.天然にがりの選び方は?
A3.
1. 栄養成分が表示されいるもの
海洋成分のミネラルバランスが保たれていることが大切なので、主要成分が正しく表示されている事が重要なポイントです。
2. 原材料や産地、そして製造方法をチェックする
プランクトンが豊富で、潮の流れが早く、汚染の心配がないきれいな海から抽出されたものはミネラルの含有量も多いそうです。ちなみに輸入天日塩や岩塩に、地元の海水やにがりを混ぜて作られた再生塩やにがりは、ミネラルが少ないといわれています。 その理由は、岩塩は約99%が塩化ナトリウムであり決してミネラルリッチと呼べるものではありません。又、輸入天日塩も永い間、泥と一緒に野積みするためミネラルはやはり地中にしみ込み、塩自体にはにがり成分はほとんど含まれていないそうです。
化学的につくられた塩化マグネシウムの粉末や硫酸カルシウムは豆腐の大量生産に向いていて凝固剤に用いられ、その場合も「苦汁使用」と表記されることが許されている事から、 広い意味での「にがり」と言えるわけですが、他のミネラルを豊富に含んだ本物の「天然にがり」ではありません。
また、化学的に作られたミネラルイオンに天然にがりを少しだけ混入した「配合にがり」や、水で薄めた「天然にがり水」と称したものなど、いろいろなものが天然にがりとして出回っていて、 選ぶ側にも注意が必要で、その場合は[原材料:海水]の表記がポイントとなります。

Q4.上手な使用方法は?
A4.
炊飯、味噌汁、煮物、焼き物、パスタ、などの一般調理用に。
コーヒー、水、お茶、野菜ジュース、お酒などの飲み物に。
また手作りのおぼろ豆腐などにご利用できます。

[炊 飯]
つやつやでふっくらとした美味しいご飯に炊きあがります。
※米3合に対し5〜6滴(0.5ml〜0.6ml)
[煮 物]
具材に旨味が増し、煮崩れを防ぎます。
※1Lの水に対し5〜6滴(0.5ml〜0.6ml) だいたいのものに2〜3滴(0.2ml〜0.3ml)
[焼き物]
水に溶かし、肉や魚をつけると旨味が増し素材がひきしまります。
※コップ一杯の水(180ml)に2〜3
滴溶かす。
[パスタ]
茹でる時にお塩と一緒に使用すると、パスタに旨味が増し、くっつきにくく、しっとりとしたアルデンテに仕上がります。
※3Lのお湯に対し5〜6滴(0.5ml〜0.6ml)
[飲料用]
またひと味、旨味が増します。
※一杯に対し2〜3滴(0.2ml〜0.3ml)
[おぼろ豆腐]
1. 大豆固形物12%以上の成分無調整豆乳(200ml)と本品スプーン1杯(約5ml)を茶わんに入れてよくかき混ぜる。(にがりの量は好みに合せて下さい)
2. ゆるくラップをしてレンジに入れ、軽く沸騰しはじめる(目安2〜3分、90度前後)まで待ちます
3. レンジから取り出し(熱いので注意)5分程置きます。
(固まってない場合は表面の湯葉を取り除きもう一度レンジに入れて温度や量などを調整し、何回か挑戦してみて下さい。)

手造りおぼろ豆腐
Q5.賞味期限は?
A5.
塩や天然にがりはそれ自体殺菌作用があり腐るものではないので、本来賞味期限はありませんが、自分で薄めた天然にがり水は冷蔵庫保存で2〜3日、ローション用は1週間で使い切るようにして下さい。

Q6.一日の摂取量は?
A6.
現在、厚生労働省で出している「日本人の栄養所要量」によるとマグネシウムの摂取目標量は1日300mgから500mgをとってもよいとされ、原液の場合、大さじ1杯(15ml)前後を薄めて何回かに分けて摂取して下さい。
マグネシウムはカルシウムとともに骨と歯の形成に重要なミネラルですが、多量摂取により病気を治癒したりするものではないので1日の摂取量を守って下さい。

Q7.お風呂のお湯に混ぜても?
A7.
天然にがりの主成分はマグネシウムとナトリウムですから、キャップ2杯を温かい湯舟に注ぐだけでホカホカ気分が味わえます。


天然にがりについてもっとよく知りたいと思われる方は医学博士やにがりの研究者の方々が書かれている書籍が最寄りの本屋さんに置いてありますので参考にして下さい。